積年の疑問
人生とは「疑問」の連続です。
寧ろ「疑問」なしには成長は見込めないと言っても過言ではないでしょう。
たとえば著しく理解力に長けており、一を見て十も二十も理解するような人、或いは一も見ずに百まで理解する全知全能の神ならば、世の中に「疑問」などないはずです。
しかし、残念ながら凡夫である私は日々あらゆることに疑問を抱きながら生きています。
今日は皆さんに一つお聞かせしましょう。
そして一緒に考えていくことで、共に成長しましょう。
特に夏場、女性の方がよく着ているオフショルダーの服ってありますよね。
読んで字のごとく、肩の部分の生地がなく肌が露見しているあの服です。
本当はここで「これがオフショルダーだよ」と言わんばかりに参考画像を挿入したかったのですが、生憎私の周りにはオフショルダーを着るような女性はおりません。
そこで私の持てる限りの知恵を絞って
「オフショルダー フリー素材」
と検索してみたところ、ちゃんとヒットしました。
インターネットは偉大ですね。
「オフショルダー」という検索ワードに「フリー素材」というワードを足すことで、未だ私が認識していなかった、なにかそういう名前の素材で出来た服がわんさかヒットしてしまったらどうしようかという些かの不安がありましたが杞憂でした。
「フリー素材」というワードを足さなければ、肩と一緒に『肖像権』が垣間見える画像ばかりヒットしてしまいますからね。
で、画像を見ていただければ、私と同じ疑問を持つ方がいらっしゃるのではなかろうかと思われます。
オフショルダーの服ってどうやって肩の下で留まってるの?
これですよ。
この服はどないなっとるんでしょうか。
どういった機構が作用して、肩の下のちょうどいい位置で服が留まることを可能にしているのでしょうか。
だってオフショルダーの服なんて、構造を簡略化してしまえば、こんなものただの布でできた筒ですよ。
筒。
例えば、クラスの中心で身体張って笑いを取る(ラグビー部とかにいそうな)タイプの男子がウケ狙いで着て、結果としてオフショルの服が下にズボンッ!と落ちたら笑いの一つや二つは起きるでしょう。
しかし、この服のメインユーザーは女性です。
「ここで服が下にずり落ちていったら、ワシひと笑い稼げまっせ」などという考えはまず持っておらず、下にズボンッ!といったらただその場が気まずくなること請け合いでしょう。
なぜこの服が肩の下で留まるのか。
このご時世なのであまりはっきりと表現はしませんが、この服は着る人を選ぶのではないでしょうか。
今、かなりボカして言いましたけどね。
オフショルダーは、肩の下でそれを留まるだけの素質がある、一定の条件をクリアした者しか着ることができない服なのではないかというのが私の考えです。
(※仮説です)
まさに選ばれし者のみが身につけることができる装備なのではないでしょうか。
的な。
いやぁーーーー
分かんね。
そういえば今日ホワイトデーだったな。